関刃物祭り、栂池、奥志賀、奥裾花

 パソコンを起動してその前に座る(うちにはデスクトップしかない)ことと、スマホの小さな画面でこちょこちょ指を動かすのが億劫で、ブログ不精になってしまっている。本当は、スペイン・カタルーニャ問題や、世知辛い日本社会のことや、衆院選や、プロ野球の糞下らないプレーオフについて等々、日々思うところはあるのだが。ひとまず、重い腰を上げて毎週末のお出かけ記録。

 

■10/7 関の刃物祭り

 15年前から行ってみたいと思っていた美濃国・関の刃物祭り。とうとう行った。この祭りの目玉は製造直売の廉価市。包丁や鋏、鎌、ナイフ、爪切り等の普段使いの刃物から、フォークやナイフ、弁当箱、盆栽用の鋏、模造刀・・・幅広く売られていて、引っ切り無しに客が流れていた。廉価市の周辺では、刀鍛冶や居合い、太鼓のパフォーマンスも行われていた。

 私は菜切包丁と両刃の草刈鎌と爪切を購入した。包丁と鎌は鋼が使われている本格的な品だが、全部合わせて5000円もしなかった。恐ろしく安い。が、交通費と移動時間を考えると・・・。まあ、お得なものを買いに行ったというより、お楽しみ目的だったから良いのだが。

 

■10/9 栂池自然園(白馬)

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自然園へ向かうゴンドラから撮ったもの

 

野生の子狐

 

雪渓がうっすら見える

 

湿原

 

 紅葉を見に行ったのだが、標高1900mの栂池自然園ではもう終わっていた。しかも観光客が結構いて、散策コースは木道と狭い山道しかなく、人のペースに合わせて歩かざるを得なく不愉快であった。また、写真撮影スポットでは小さな渋滞が起きる。一部のおばさんは声がでかい。あー嫌だ嫌だ、心の底から嫌だ。自然の中では静かに過ごしたいのだよ、私は。

 

 

■10/14 奥志賀

 10月中旬から下旬にかけて、えらく天気が悪かった。奥志賀霧まみれ。静かに過ごせたけど。

 三重から奥志賀に移住してペンションを開いたご夫婦と出会って小一時間立ち話をしていたら有益な話を聞けた。「熊は普通にそこら中にいるけれど、奴らは臆病なので、人間が恐がる必要はない。こちらが大声を出せば逃げていくし、鈴を付けていれば鉢合わせすることはない」ということ。私はこの日もビクビクしながら、霧の中を一人でハイキングしたが、次回からはもう少し堂々と歩けそうだ。

 

 

■10/22 奥裾花

 

 ソフトクリーム屋のおばちゃんに紅葉が綺麗だと薦められて行った場所。奥裾花(おくすそばな)。全然知らなかったけれど、「大渋滞にはまりながら日光に行く必要ないな」と確信した。びっくりするくらい紅葉が美しかった(私の腕とカメラではその美しさを写真には収められなかった)。でも、地元の人によれば、来週はもっと綺麗になるとのこと。

 知る人ぞ知る場所であり続けてほしいなぁ。観光バスがガンガン来るようになったらおしまいだ(日光はおしまいの極み)。