乗鞍、カヤノ平、車山高原、八方尾根

 9/2に上高地に出かけて以降、短い秋を堪能せねばならないという焦りから、「毎週必ず1度はハイキング法案」が賛成多数で可決され、順調に施行されている。9日は乗鞍岳、16日はカヤノ平、23日は車山高原、29日は八方尾根を歩いてきた。

 

乗鞍岳(9/9)

流行の雲海

 

雪渓が残る

 

荒涼とした尾根

 

 標高3000mを超える地に立ったのは今回が生まれて初めてだと思う。高山病にならなくて良かった。

 昼過ぎになると登山道は蟻の行列だった。山頂に最も近いバスターミナルから1時間半程度で山頂まで達することが出来るので、私の様な初心者ハイカーが集まるようだ。上高地でも感じたことだが、京阪式アクセントの人がとても多かった。関西の人(もしかしたら四国の人も中にはいたのかもしれないが)は好奇心が強いのかなー。旅行好き率が高い様な気がする。

 

 

■カヤノ平(9/16)

 

 カヤノ平には3連休の時に行ったのだが、乗鞍とは一転して人が少なく、一人きりで歩いたので、熊との遭遇を恐れて生きた心地がしなかった。私は人ごみが嫌いなものの、臆病なので、「一人静かに歩きたいけれど、誰かが近くにいないと獣が出た時が恐い」というジレンマを抱えている故、上高地や乗鞍の様なワイワイした所にしか行けない。カヤノ平は本当に静かで、森林の密度が濃くて良い所なのだが。歩いていて、藪から「ガサガサッ」と音が聞こえた瞬間、一目散に走って逃げた。

 

 

■車山高原(9/23)

 

 車山高原には、10km程度でアップダウンの少ない、初心者にうってつけなトレッキングコースがある。景色も抜群に良い。

 昼過ぎに到着して歩いたのだが、殆ど一人きりだったので、やはり熊と猪が恐く(自分は生に執着しているんだなぁと知る)、更にハイキングシューズを持って行くのを忘れてスニーカーで歩いたので、気楽になりきることは出来なかった。でも紅葉の時期にまた行きたい。

 

 

■八方尾根(9/29)

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 香港人の友達が遊びに来て、一緒にハイキングした。この週から急激に気温が下がり、八方尾根では既に紅葉が結構進んでいた。あまり木の本数は多くはないものの、美しかった。本当は八方池(標高2000mくらい)より上の唐松岳(2700mくらい)まで登ってみたいが、まぁ来年以降の楽しみにとっておこう。

 

 

 という具合に美しい信州の秋を楽しんでいる(恐がってもいる)。来週は何処に行こう?多すぎない程度に人がいて、紅葉が楽しめて、初心者でも歩ける山は・・・